特長
≪TM工法とは?≫
人孔鉄蓋・鉄枠の飛散防止型への交換や、経年劣化による交換など
人孔上部を円形補修するための維持管理工法です。
アスファルト舗装やコンクリート舗装、タイル、インターロッキング等を円形に切断・一括撤去し、人孔鉄蓋・鉄枠の交換作業を行います。
NETIS【国土交通省新技術情報提供システム】登録
登録番号:HR-040024-A
登録番号:HR-040024-A
■TM切断機
地域住民に配慮した音響パワーレベルLwA99dB以下を実現。
切断時の工事騒音を低減するため、騒音発生源であるカッターの金属部分面積を少なくし、適正回転数(周速)となるようにインバータ方式を採用して、切断速度が過大とならないよう電流制御を可能としました。
■コンパクト
作業車両の乗り入れが困難な狭い路地も道路幅員2mあれば施工可能。
車両と切断機を分離することで小型化を実現。φ600㎜の鉄蓋の交換時にはT-120型を使用した場合最大φ1,200㎜の円形切断が行えます。保安設備を含めた設置幅を2m以下に抑え、作業車両の乗り入れ困難な狭い路地での施工を可能にしました。
■TMモルタル
復旧にはTMコンクリートを使用するため、品質の確保や出来形の管理が容易です。また、加熱合材等による施工も可能です。
■強度試験成績(平均値)
材 令 | 試験結果 | |
圧縮強度 (N/mm2) | 2時間 | 37.7 |
1日 | 47.1 | |
7日 | 54.4 | |
28日 | 57.7 | |
曲げ強度 (N/mm2) | 2時間 | 4.75 |
1日 | 6.22 | |
7日 | 7.65 | |
28日 | 8.37 |
■産業廃棄物の低減
従来工法に比べ復旧面積が少なく無駄がない。
TM工法では、黄色い円の部分を切断するので、従来工法に比べ施工面積も少なく排出される産業廃棄物の低減と使用材料の削減(コスト削減)に役立ちます。
■コスト削減
カッタブレードの容易な交換により作業時間を短縮
カッタを2枚刃タイプとしたことでカッタブレードの交換が容易に行えることにより作業時間を低減。さらに保管調達コストの縮減を図りました。
※補修箇所に合わせて切断径の変更が可能です。