私たちは、毎日の生活の中でたくさんの水を使用しています。その水の多くは汚水となり、川などに流れていきます。
しかし、使った水を汚れたまま川に流してしまっては、美しく豊かな自然は破壊されてしまいます。
大切な環境を守るため、汚水を処理して、きれいな水にする必要があります。
大切な環境を守るため、汚水を処理して、きれいな水にする必要があります。
その役目を担うのが浄化槽で、家庭から出る排水(トイレ・台所・お風呂で使った水)をきれいに処理するための装置です。
浄化槽の機能を十分に発揮させるため、正しく使用し、保守点検と清掃を行い、年1回の法定検査を受けましょう。
※浄化槽法では「保守点検・清掃・法定検査」の3つを行うことが義務付けられています。
浄化槽の機能を十分に発揮させるため、正しく使用し、保守点検と清掃を行い、年1回の法定検査を受けましょう。
※浄化槽法では「保守点検・清掃・法定検査」の3つを行うことが義務付けられています。
浄化槽に入った汚れを除去するためには微生物の力を借りています。しかし、浄化槽全体として正常に作動していなければ、微生物も活躍できません。
◎『微生物』の呼吸
浄化槽では<好気性>と<嫌気性>の2種類の微生物が働いています。
好気性微生物は酸素を必要とし、その酸素を供給するのが「ブロワー」です。
◎『微生物』のご飯
微生物は水に溶けた汚物を食べて水を浄化します。微生物も人間と同じように食べてはいけない物を食べると働きが弱くなり死んでしまいます。
◎『微生物』の呼吸
浄化槽では<好気性>と<嫌気性>の2種類の微生物が働いています。
好気性微生物は酸素を必要とし、その酸素を供給するのが「ブロワー」です。
◎『微生物』のご飯
微生物は水に溶けた汚物を食べて水を浄化します。微生物も人間と同じように食べてはいけない物を食べると働きが弱くなり死んでしまいます。
・油や薬品を流さない
・洗剤の使い過ぎに注意
・洗剤の使い過ぎに注意
【保守点検の回数】
通常の使用状態において最低限必要な点検回数です。
単独処理:家庭から出る排水の内トイレからの排水だけを処理します。
合併処理:家庭から出るすべての排水(キッチン、お風呂、トイレ等)を処理します。
単 独 処 理 |
処理対象人員 | 処理方式 | ||
全ばっ気方式 | 分離接触ばっ気方式 分離ばっ気方式 単純ばっ気方式 |
散水ろ床方式 平面酸化床方式 地下砂ろ過方式 | ||
20人以下 | 3ヶ月に1回以上 (年4回) |
4ヶ月に1回以上 (年3回) |
6ヶ月に1回以上 (年2回) | |
21人~300人以下 | 2ヶ月に1回以上 (年6回) |
3ヶ月に1回以上 (年4回) |
||
301人以上 | 1ヶ月に1回以上 (年12回) |
2ヶ月に1回以上 (年6回) |
合 併 処 理 |
浄化槽の種類 | 処理方式 | ||
分離接触ばっ気方式 嫌気ろ床接触ばっ気方式 脱窒ろ床接触ばっ気方式 |
活性汚泥方式 | 回転板接触方式 接触ばっ気方式 散水ろ床方式 | ||
20人槽以下 | 4ヶ月に1回以上 (年3回) |
 ̄ |  ̄ | |
21人~50人槽以下 | 3ヶ月に1回以上 (年4回) |
|||
砂ろ過装置、活性炭吸 着装置又は凝集槽を有 する浄化槽 |
 ̄ | 1週間に 1回以上 |
1週間に 1回以上 | |
スクリーン及び流量調 整タンク又は流量調整 槽を有する浄化槽 |
 ̄ | 2週間に 1回以上 | ||
上記以外の浄化槽 |  ̄ | 3か月に 1回以上 |